日本国内で最もサーファーを集めるであろう”湘南”のビーチ。
湘南に憧れを抱き、サーフィンを体験するために電車で行ってみたり、あるいは遥々遠くからクルマにサーフボード積んで来てみたり。
「サーフィンを体験するためだけ」であれば、何も問題ないのですが、「サーフィンを楽しもう」というのであれば、事前に情報を得たいのでしょう?(^^)
ワタクシも移住してすぐは、右も左も分からず、慣れるまで苦労した覚えがあります。
湘南とひとくちに言っても広く、さらに今回は”鵠沼”に特化しています。鵠沼には鵠沼ならではのコツがありますからね☆
サーフィン歴26年のワタクシSUZUKIが2年かけて「楽しめるようになれた」“コツ”。
この記事を読むと、あなたは鵠沼海岸でのサーフィンを、もっとラクして楽しめるようになります。
そのコツとは次の5つです。
- ポイント名を知りましょう
- ポイントの傾向を知りましょう※波のある時の画像付き
- サーフショップに寄りましょう
- 自転車を借りましょう
- 波の小さいときにはこれをしましょう
それぞれ詳しく解説します。
ポイント名を知りましょう
では、ワタクシSUZUKIが先日撮影致しました写真を使いまして、解説致します。
何卒自転車目線であることをご了承ください(^^)
それでは、いつも海に行くルートで、松波地下道の入口から海へ向かいましょう♪
そのまま真っ直ぐ進みます。途中、地下道内で交差点となっていますので、通行にはご注意ください。
突き当りまして、今日は左へと進みます。
左へ出てすぐ海が見えます。今日は振り返り気味に地下道前をチェック☆
残念ながらこの日は波は小さかったです。そのために安心して撮影出来ました。笑
改めて江の島方向を向き直し。地下道前からスケパー、引地川河口方面を見ています。
波は無くともビーチに人がいるのは、湘南ならではと思います。
皆さん絶好の散歩日和を満喫されておりました♪
少し行くと地下道トイレがありまして、水が使えます。
ここで水を使うと、必然的にまた砂地の上を移動することになり、砂を流しても再び砂が付くと予想されますので、直帰される方は注意してください。笑
トイレを通り過ぎ、そのまま海沿いの道を行きますと橋があります。
橋を渡らずに、川に沿って海を目指すと引地川河口ポイント。ここが「河村カイサプロ」がYouTubeの撮影をしているポイントです。
河口から右側がスケパー前ポイントです。
スケパーは現在工事中でして、2023年秋頃にリニューアルオープンとのこと。
それはそれで楽しみです(^^)
では、橋を渡りましょう。
橋を渡りまして、いざビーチへ☆
護岸工事が施された河口で、整備された歩道を利用できます。ここを通る時はいつも波が気になって気になって。笑
川では釣り、夏場は護岸でBBQなど楽しんでおられます。
今回はポイント名を知ることが目的のため、どんどん進みます。
進むと左手に建物が見えてきます。
こちらがサーフビレッジで、目の前はビレッジ前と呼ばれるポイントです。
建物の隣は芝生スペースになっており、夏場は日焼け目当てのキレキレ水着の老若男女が、サマーベット?で寝転んでいます☆
河口からビレッジ前は安定してブレイクしてくれるため、ピークはいつも激戦です。
説明は次の章で致します☆再び進んで参りましょう。
波情報でおなじみ「銅像前」の所以である銅像で”平和の像”というそう。
河口~ビレッジ前~銅像前が、激戦のメッカです。その他、変わる地形によって混み具合が変わります。
再び進みます。
寝てる方、すみませんでした。笑
こちらは避難タワーです。まあ普通に子供が登って遊んでいますね♪
このタワーが本来の使命を果たさないことを祈ります。
そろそろ海に視線を戻します☆
撮影当日は、本当に天気良かったです!!!
そして、波が小さいにもかかわらず、入っているサーファーはいる。。。
それが湘南鵠沼なんです。
では、目印のある陸側を見ながら進んでいきます。
スロープがあり、上の歩道から一段下がったところなのですが、青く見える?壁なので青壁と呼ばれています。
思い返せば、最初のころは河口近辺の混雑にビビり、ここまで逃れた記憶があります。
今では顔見知りも増え、物怖じせずに河口~銅像へ入ります(^^)
目指せ江の島♪♪どんどん進みましょう♪
青壁を過ぎると、デッキが見えてきます。
すでに寝転んでいらっしゃる方も見えますが、絶好のリラックススペースなのです。
週末は、早い時間からビール片手に談笑される姿をよく拝見しますよ。笑
こちらがデッキから見える景色です。
デッキ前と呼ばれているポイント。
江の島はすぐそこ、天気は良い、波は無い・・・じゃあ飲むか的な場所でもあります。笑
ほんとにパッと見ですが、リラックスされている方々の年齢層は、サーフビレッジ横に比べて高いと見受けられます。
そして男性率が高いのかなと思います。。。
気を取り直して(笑)進みましょう。
鵠沼でも大きな駐車場のひとつです。この他にも駐車場あり〼。
どこが便利かですが、ワタクシSUZUKIは駐車したことが無く、わかりません!!!笑
それは冗談として、次の章でポイントセレクト基準を参考にしていただき、ポイントの近くに駐車場を決めましょう。
少し進むと観光地引網漁で名を馳せていらっしゃる通称「殿網さん」。週末には地引網を催されており盛況です。
地引網をするからこそ地形が決まるなど聞いたことがあり、確かにこちらで良い思いをした覚えがあります☆
このあたりまで来ると、江ノ島水族館の建物も目に入ってきます。
たぶんやってるイルカショー。笑
まだ水族館には入ったことありません。。。(2023年春現在)
でして、こちらをご参照いただければ幸いです!!!
海しか見てないのですねワタクシ。まったくもう。。。(^^)
そして水族館の海側で、水族館前と呼ばれています。波がデカイ時はここで楽しませてもらったこと多々あります♪
左手に見える堤防の脇などは結構遊ばせていただきました♪
それもまた次の章で☆
はっきり言って、自転車無しでは地下道ポイントから江ノ島水族館までの移動は厳しいと思われます。まずはどこに入りたいかを決めましょう!!!
湘南海岸公園での楽しみ方、駐車場案内やそれぞれの施設のご案内はこちらをご参照ください☆
ポイントの傾向を知りましょう
それではもったいぶっておりました(笑)ポイントの傾向です。今回は鵠沼を4つのエリアに分けて、それぞれの傾向を解説します。
参考までに、サイズのある時は河口から水族館へ向かうにつれて、サイズは下がります。使っているボードや、どんな波に乗りたいかで、向かうピークをセレクトしましょう。
4つに分けたエリアは以下です。
- 河口から銅像前
- 銅像前からデッキ前
- デッキ前から殿網前
- 殿網前から水族館前
それぞれの特徴を詳しく解説します。
河口から銅像前
河口〜ビレッジの傾向ですが、みんな波に飢えています(笑)。サイズが腰以上になると、ローカル、キッズ、プロのセッションが始まります。
非常にハイレベルなセッションで、激戦必至です。
混雑したピークでも「波を選んで乗ることが出来る」、というスキルのある方以外は、あまりオススメできません。
見た目良い波だとしても、入っても波には乗れないことも多いです。
川の流れや堤防の存在などで、ブレイクは目まぐるしく変わります。ローカルサーファー間の会話で「こないだまでのあの地形は無くなった」「またあそこの波が割れてくるようになった」などをよく耳にします。
ビジターのロングボーダーは、遠慮されたほうがよろしいかと思います。ローカルサーファーとしょっちゅう揉めているのを見かけますので。
銅像前からデッキ前
河口から銅像までの激戦を避けたい方が入る傾向があり、この付近に砂が付くとセッションになります。
タワーの前あたりが比較的砂が付いています。付いていないとまるで切れ目がありません。
このポイントは、クルマで来たであろうサーファーが、よく波チェックしているのをよく目にします。
ですので、ビジターが多く入っています。ここから見て、河口方面でやるか?デッキ方面でやるか?を考えるのでしょうね☆
デッキ前から殿網前
サイズのある時は、ご覧のようなレフトが割れます。
このあたりで良いライトに乗った記憶があまり無いのは、SUZUKIが波を見る目が無いだけかもしれませんね。笑
傾向としては、不思議と砂が付いてオンショアでも遊べる波が割れてくれます。
河口~銅像がイマイチでスルーした時には期待でき、サイズは下がりつつもしっかり切れ目があることも多いです。
それと、デッキ前あたりはセットよりも手前が良かったりするので、しっかり波を見ることも重要になります。
そうすることで波を見る目を養うことが出来ました♪
場所的に鵠沼海岸の真ん中がこのあたりではないかと思います。
ワタクシSUZUKIがクルマで来るとすれば、このあたりを目指して駐車場に停めるかな??波のサイズにもよるでしょうけど(^^)
殿網前から水族館前
撮影の日はちょっと小さい時でしたが、画像の数日前が良かったもので味を占めて再度行った時だと思います。
このあたりの傾向ですが、ロング比率も高く、駅やサーフショップが近いため、電車サーファーがショップにボードやウェットを置き通ってくるポイントです。
初心者サーファーのスクールもたびたび目にします。
比較的安定な遠浅の地形で、バックウォッシュが入るなどの”クセ”もあまり感じたことは無いため、初心者は安心して練習出来るのではないでしょうか(^^)
サイズがあると、ロングボーダーとショートボーダーが入り乱れ、加えて初心者も混じるので、結構危険なポイントになります。
河口あたりがハードやデカイ時は、水族館前やもっと堤防寄りで良いブレイクを見かけます。
波がある時は、ほんとに隈なく波を探せば、自分に合ったピークに出会えるはず。
それが鵠沼。
ピークを隈なく探し回るようなマニアックサーファーがゴロゴロいて、気が付けばピークは「いつものメンツ☆」という状況もしばしば。
そして、そんなピークの情報通な場所が次の章です♪
サーフショップに寄りましょう
サーフショップに寄る理由は、自分にあったピークを教えてくれるからです。
現代のサーファーにとって、あまり馴染みのものではなくなったかもしれない「サーフショップ」。
普通にすべてがネットで買えるし、安く手に入るし、何の気兼ねも無いのが魅力でしょう。
それと、みんな知ってる某有名量販店が各地にあるし、別に海沿いのローカルショップへわざわざ行くことも無い、とも感じることも。
それにサーフショップは、外にたむろしてるサーファーが怖そうで目つき悪かったり(笑)、敷居が高く感じられるのもわかります。
しかし、リアルな情報を持ち、鵠沼の数あるピークのうち、自分にあったピークを教えてくれるのがこちらです。
一度ワタクシSUZUKIに騙されたと思って飛び込んでください☆
意外にも歓迎されますし、次回も行きやすくなるはず♪
ほんの一例ですが、個人的にお世話になっているショップはこちら☆
ご覧いただければおわかりのように、とても快適なスペースです♪※レイアウトは現在は変わっております。
自転車を借りましょう
自転車を借りる理由としては、ひとくちに「鵠沼」と言っても、歩いての移動は限界があるから。
そんな時、自転車があれば非常に重宝します。鵠沼では駅が近く、レンタルサイクルスポットもあるので、そちらを利用すると良いでしょう。移動距離とスピードが格段に上がります。
レンタルサイクルスポットの近くの駐車場に停めるという手もアリでしょう☆
「鵠沼海岸 自転車レンタル」と検索してみてください。
※ワタクシSUZUKIがお世話になっているショップでは、なんと無料で貸してくれます(ただしユーザー向け)
追記:駐車場を予約できるのをご存知でしょうか?
駐車場予約サービス「akippa」
“鵠沼海岸”で検索するとこれだけ出てきました!!!
このサービスを使えば、レンタル自転車はもとより、入りたいピークの近くや、行きたいお店の近くに、すんなり駐められますね☆
ネットで予約して決済ができる駐車場予約サービス、akikkaはこちらから!!
もっと早く知りたかったですよ〜笑
波の小さいときはこれをしましょう
結論から申しあげます。サーフィンするのを諦めましょう。
諦めても良い理由は、江の島周辺は屈指の観光地だからです。
結構、諦めてしまうようなコンディションも多いのが湘南でもありますが、そういった時は観光に徹するのはいかがでしょうか?
例えば、以下のようなスポットを見て回るのもアリだと思います☆
- 江の島
- 新江ノ島水族館
- 鎌倉の海辺と中心部
少しだけ紹介します。
江の島
諦めても良いと思わせる理由ですが、この江の島に渡り、食べ歩きや神社に参拝なども楽しめるからです。
それと片瀬海岸は、夏場は海の家が所狭しと軒を連ね、独特の雰囲気になります。花火が上がったり、ビーチサイドでイベントも催されます。それに合わせて来るのも楽しいでしょう♪
新江ノ島水族館
こちらもおすすめ観光スポットです。
タイムスケジュールやイベント詳細はこちらをご覧ください。イルカショーが名物だと聞いていますが、見たことなくてスミマセン。笑
週末などはご家族連れやカップルが遊びに来ている姿を数多く目にします♪
鎌倉の海辺と中心部
宣材広告などでも見る、江ノ電の走る鎌倉高校前も観光スポット。
あの”有名な踏切”がここです。踏切渡って海側を向くと、例のあの場所です☆
続いて稲村ケ崎海岸。「稲村ジェーン」の稲村です。
ちょっと陸地に入って鎌倉大仏。
このように周辺は観光資源も豊富で、サーファーのみならず、多くの人を魅了しています。
ですので、サーフィンを諦めたとしても「観光する」という選択肢もアリな訳です。
美味しい海産物など楽しむのも良いじゃありませんか?
こういった見どころもあります
こちらは観光地ではありませんが、鵠沼海岸商店街。
商店街のHPですが、全面に海とサーフィンを押し出していらっしゃいます(^^)
それと、日本一のサーフボード取り扱い数を誇る、ムラサキスポーツ湘南鵠沼店。
サーファーなら一度は見てみたいボードの数々。その扱う本数の多さこそがサーフィン文化が根付いている証拠です。
あえて店舗内の画像は載せません。実際に見たほうが壮観なので。笑
このように湘南を楽しんでみてはいかがでしょうか?(^^)
※過去の記事で、湘南のサーフィン文化について触れてみた記事がこちら☆
謎!なぜ湘南にサーフカルチャーが定着しているの?☆
まとめ
今回は鵠沼海岸でサーフィンを楽しむコツ5つと、サーフィンで楽しめそうにない場合のパターンも考えてみました(^^)
基本的にはオープンで、誰でも入れる雰囲気です。その反面、「メジャーすぎる」鵠沼はいつも混雑しています。
混雑していても波に乗れる人もいるわけで、乗れるためのコツを紹介しました。
この記事が鵠沼海岸でのサーフィンを、より楽しいものに出来る手助けになれば幸いです。
忘れないで欲しいのが、当然ながらローカルサーファーも多く、おかげさまで現在まで海に入るには何一つ不自由がないのです。
鵠沼でもローカルリスペクトでお願いします。
話は変わって、鵠沼ではお話ししたように自転車で動くというのがポピュラーであり便利です。
ワタクシSUZUKIも湘南に住んでから自転車生活が始まりました!!
そんな自転車生活を書いた記事がこちら☆
辻堂と茅ヶ崎で「サーフィンを楽しむコツ」も書きました。
「湘南 なぜ人気」なのでしょうか?実際住んでみて感じたことをまとめました。
それでは鵠沼のラインナップでお会いしましょう!!!
Keep Puddling !!!
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