素晴らしい関係に!!ローカルサーファーとのお付き合いの始め方

サーフカルチャー
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SUZUKI
SUZUKI

今年の夏でサーフィン歴26年になりましたSUZUKIです☆

”サーフィンする”ということにおいて、地元サーファーとの関わり方を間違うと、とてもつまらない、あるいはサーフィンを辞めてしまうほどの思いをすることになりかねません。

今回は、切っても切れない、ローカルサーファーの皆さんたちとのお付き合いの仕方を少しでもお伝え出来ればと思います。

なぜこの内容なのかと申しますと、ワタクシSUZUKIも色んな場所でサーフィンさせてもらい、そして仕事上で色々な土地に住んできまして、受け入れていただき、馴染ませて頂きました。

その過程は全く平坦ではありませんし、まさにいばらの道。そこで学んだことを、同じ過程を踏まず、より最短距離で少しでも戸惑い無く、より早く馴染める方法をアナタへお伝え出来ればと思いました

サーフィンブームの中、ルールやマナーを知り、そしてローカルサーファーという存在を理解し、より楽しいサーフィンライフを満喫してもらえればと思います☆

そして一人でも多く、どこでも受け入れてもらえる”行儀の良いサーファー”になって貰えるように願いを込めて。

サーフィンの昔話

ワタクシSUZUKIも、サーフィン歴26年ということですが、諸先輩方に比べれば”たかだか26年”です。

SUZUKI
SUZUKI

この先のお話しは、あくまで聞けた話です☆

ワタクシの見解ではございません。あしからず。

その昔、サーファーはやんちゃな人の行く末だったそうです。

〇走族だった人が、そのままサーフィンに移行し、そのまま縄張り意識なども持ちつつ、大人になりながらも海で我が物顔的な。

サーフィンを「競技」と捉えられるようになり、その後は上手いヤツ主義に取って変わったようです。

しかし、よそから来たようなヤツに、ただただ良い波に乗らせる訳にも、コンディションの良いポイントに自由に入らせる訳にもいきません。(所説あります)

SUZUKI
SUZUKI

しかも、今日初めて来たけど見た目良い波だからアソコでやろう♪的なヤツに、まかり間違っても、良い波に乗らせるなんてことはあり得ません!!!

↑これはホントです。

しかしながら、サーフィンへの熱意は高く、受け入れることもしてくれています。

時にはポイント維持のために行政や住民と掛け合い、時にはビジターサーファーにルールやマナーを伝授し、時にはビーチクリーンを主催したり、大会も主催するなど、地域のサーフィンの振興と理解を得ることに尽力されてきました。

そしてそのようにして「ポイントを守ってきた&維持してこられた」訳です。

いかがでしょうか?

このような歴史や背景があることは、少なくとも知っておきたい部分ではないでしょうか?

もっと言うと、知らないで入っている人のなんと多いことか。

これが理解できるようになると、自然とローカルリスペクトにつながるのでは?と思います(^^)

アフターサーフの帰り道でのサンセット

サーフィン人口が増えても楽しいサーフィンが出来る

前述のように、「ローカルサーファーへのリスペクト」の気持ちがあれば、まずは一番波の良いところに、まっすぐ向かわないことです。

なぜなら、波の良いピークは、必ずローカルサーファーが波待ちしています。

そこで波を回して貰えることは、まず無理でしょう。

では、どうするのがベストなのか?

そこじゃないピークを探してください」ね(^^)

サーフィンするのに、ポイントチェックを一か所しかしないのは、もったいないです。

第二候補、第三候補まで見ていると良いでしょう

実際に「思ったより乗れない」というのは度々あるからです。

あるいは「雰囲気が悪いかな」と思う時もあります。そういった時にも違うピークを見つけておくのは、常套手段です☆

という工夫を自分でしておくと、移動して良かった♪なんてこともあるし、雰囲気良くサーフィン出来たという時も多々です(^^)

初めて会った人同士で、そこのピークを仲良く波を回すのって、サーファーでないと感じることが出来ない心境じゃないかと思います。

とても気持ちの良いサーフィンが出来ますよね~

そういった時間を共有できるのは、それこそサーファーだけが感じるバイブス♪

みんな笑顔で、ニコニコしていれば、波もそこそこならきっと楽しいサーフィンとなっているでしょう!!

ボードウォークから富士山の夕景

ローカルサーファーから見るビジターサーファー

※この部分はとても繊細な部分だということを踏まえて。

ワタクシSUZUKIも、とある地域に住むことによって、ローカリズムが何なのかということをしっかり教わったうちの一人でして。

そこはとってもローカル色は強く、とりあえず知らない顔は「アイツは誰だ?」的な。

そこから幾度となく通い、挨拶から始め、顔なじみを増やし、海の中での会話から陸のお付き合いに至りました。

ある時に仲良くなったローカルサーファーから言われたのが、『気が付いたらみんなと知り合いですねえ☆』。

褒めてもらえてとてもうれしかったのと、そういった場所を2か所も持つことが出来ました(^^)

こうして、「にわかローカル」(笑)となり、少しローカルサーファーの気持ちも理解出来るようになりました。

そんな視点から、ビジターサーファーを見ると、ある一定のことをクリアして欲しいと思います。

それは、以下の通りです。

  • 挨拶すること
  • ビーチクリーンに参加すること(波が無くても)
  • 地元のショップを使うこと(大きな買い物まではしなくとも)
  • ピークを外してサーフィンすること(遠慮していることがわかるので)
  • 幾度となく通うこと(顔を覚えてもらえるくらい)

これらの行動をしてくれると、受け入れ側としては気持ちよく受け入れることもでき、そして話しかけようと思うようになります。

ローカルとしては”気になるビジターサーファー”になって頂きたいのです。

そして完全に認めて貰えると、以下のような会話になります。

  • どこから来てるの?
  • どれくらいサーフィンしてるの?
  • どんな板使ってるの?
  • こないだも会ったね

などなど、話してくれることになるでしょう(^^)

そうなってくると、そういった話がローカルサーファーの間で広まり、海の中で快適になっていくことでしょう!!!

そんなビジターサーファーは、歓迎されます☆

そんなサーファーになりましょう。

ワタクシSUZUKIも、そんなサーファーになれるよう心掛けております(^^)

ゴリゴリのローカルポイント☆

初心者サーファーの方へ

前述を踏まえ、改めて初心者サーファーの皆様へ、これは理解していただきたいことをお伝え致します。

  • 他のサーファーが乗っているから、そのピークが良いとは当てはまりません
  • 自分より上手なサーファーがいる場合は、他のピークを考えましょう
  • 良さそうなピークは、誰にとっても良く見えます
  • その良い波は、自分が乗りこなせる波ですか?
  • とにかく数多く乗れるところで入りましょう
  • 来た波は、あなたが乗って「良い波」と思うとは限りません
  • 海は誰のものでもありませんが、その波は誰かのものです

これを理解する、あるいは理解させてもらえるまでは、それなりの時間や経験が必要になることでしょう。

そこで、やはり経験のあるサーファーに習うなり、サーフショップのスクールで習うなりして欲しい☆

習わないで、楽しくサーフィンすることは難しいです。

小さいけど形良く割れる波☆

まとめ

今回は精神論的な部分が多くなっていますが、「上手い下手関係無く、みんながこういう意識」を少しでも持ってくれると、海がもっと楽しい場所になるし、波も乗れるし、雰囲気良くその時間を過ごせると認識しています。

その中でもローカルサーファーへ、そのポイントへ入らせてもらえる感謝と、これまでの歴史の積み重ねに敬意を持ち、接するということを忘れずに

そうやって築いた”絆”みたいなものの恩恵の大きさを、良い意味で分からせられる時、ローカルサーファーから、アナタはグッドサーファーと認識されたと言えるのではないでしょうか?(^^)

ワタクシSUZUKIも、そんなグッドサーファーを増やせるよう、身近なところから促していくこととしますね~!!!

それと、そんなグッドサーファーがするべき海での振る舞いにも触れております。併せて読んでくださると幸いです。
【楽しいサーフィンにするために!】ハッピーサーフィンする4つの方法

【サーフィン始めて3年目くらいのサーファーへ】サーフィンで習うべきこと4選

それでは、次の記事でお会いしましょう♪

Keep Puddling !!!

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